県議会傍聴しました 橘久美子


12月17日(月)ついにこの日が来てしまいました。香川県議会で、県外からの産業廃棄物受入に道を開く条例が可決されるのです。そう、あくまでも受入のため。それも県下全域が対象なのです。
「香川県に住むものにとって、これはもう大変なことです。県議会を傍聴しましょう」と、朝9時30分県議会棟ロビーに集合。アクショングリーンの有志30人近くの方が来てくれました。
月曜日の朝、お忙しいのに本当にありがとうございました。
開会は10時。近づくにつれて、どきどきするやらイヤーな気分になるやら。
でも実はこのとき可決した後で配る抗議文まで用意していたのですが、本心では、何かの間違いで否決されたらいいのになどと夢のようなことを考えていました。
直島の生き字引兼本さん、井上さん、豊島住民会議の砂川さん他、豊島の皆さん、そして玉野の環境を守る会の皆さんと合流して、いざ傍聴席へ。
さすがにテレビカメラがたくさん来ています。傍聴席をナメるように撮影しています。
なぜか、40分遅れで開会。
順調に他の議題は進んでいきます。いよいよ産廃条例案。
このときだけは賛成、反対の議員さんが発言。拍手や怒号が飛び交います。が、結局あっけなく40対3で制定されてしまいました。
「リサイクルできる産業廃棄物なら、全国から香川のどこへでも受け入れられる」条例
いくら罰則(えっ!最高でたったの30万円)を設けたとはいえ、こんなに大事なことが、こんなに簡単に決められてしまってもいいのでしょうか?あの豊島産廃の張本人も罰金50万円ですんでしまったのよね!
議場や委員会での論議はほとんどなかった。ましてや県民の小さな声に耳を傾ける姿勢など全くなかった。そんなことでいいのでしょうか?
私も12月1日のアクショングリーン結成以来、いろんなところで話をしました。
中には「島同士で決着がつけばいいんじゃない」とか「直島から高松に煙が着たら大変やけどな」なんてひどいことを言う人もいました。
けれどね、産廃の受入先は島だけでなく、県下全域に及ぶんですよ。住んでいるすぐ近くかもしれません。それもこれも、みんながよく知らない、知らされていないと言うことが問題なのではないでしょうか?
県議会では、一応条例が可決されたことで決着したようですが、本当はこれからです。
実際に産廃が入ってくるようになるまでに、県民皆さんの意識を高めて、しっかりと見届けられる目をもってもらわなければなりません。
大前提はゴミを減らすこと、そして県外に出て行くゴミにも、県内に入ってくるゴミにも目を光らせる。そのために一人でも多くの皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。
アクショングリーンにあなたの周りの方を是非お誘いください。それが香川、瀬戸内海を守っていく力になると信じています。子供たちにきちんとつないでいくためにも、どうぞよろしくお願いします。


平成13年12月20日